「新商品の追い風になったのは事実」
こうした動きを受け、マクドナルドは12月26日、来年1月5日からポテト全サイズの販売を再開すると発表した。各社の動きについて「他社のことよりも、現在の状況を改善するために全力を注ぐ」としてきたが、輸出が滞る西海岸ルートに加え、東海岸ルート、航空便を通じて調達することで在庫確保の見通しが立ったという。ただ、「西海岸の港湾労使交渉については予断を許さない状況」と認め、「引き続き状況を注視」する姿勢だ。
マクドナルドのつまずきを、複数社の広報担当が「直接狙っていた訳ではないが、追い風になるのは事実」「ポテトに注目が集まる今、新規の消費者を開拓するチャンスだ」としている。