資源エネルギー庁は2014年12月25日、新たな国産燃料として注目されているメタンハイドレートの「ガスチムニー構造」(表層型メタンハイドレートの存在の可能性がある構造)が14年度に746 か所見つかったと発表した。同庁では13年度から本格的調査を始めていてこれまで見つかった225か所と合わせ、2年間で971か所のガスチムニー構造が確認された。
14年度に調査したのは隠岐周辺、上越沖、秋田・山形沖及び日高沖で、上越沖、秋田・山形沖の地質サンプル取得調査ではいずれも海底面から50m程度の深さにメタンハイドレートが厚さ数10cm~1m程度存在していることが分かった。