タカタのストッカー社長、取締役に降格 高田会長が社長を兼務

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   タカタは、欠陥エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題をめぐり「対応の一元化や意思決定の迅速化を図る」ことを理由に、ステファン・ストッカー社長を2014年12月24日付で取締役に降格し、高田重久会長が社長を兼務する人事を発表した。

   また、あわせてリコール対策費の計上で2015年3月期の連結最終損益が250億円の赤字(前期は111億円の黒字)に転落する見通しを受けて、高田氏が月額報酬の50%、ストッカー氏が30%、その他の3人の取締役が20%を、いずれも4か月間、返上する。

   ストッカー氏はスイス出身。独自動車部品大手ボッシュの日本法人の社長を経て、13年6月、創業家以外では初の社長に就任。創業家の高田氏と二人三脚で海外への事業拡大を進めていた。

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