みんなで嘘をついているうちに集団催眠のように
もうひとつ別の面も指摘した。
伊集院さんはカローラでヨーロッパに行ったと嘘をついたことがあるが、嘘を誤魔化しているうち本当に自分が行ったような錯覚に陥った。お母さんの財布からお金を取ってオモチャを買った子供がそれを隠すため、オモチャ会社の人が乗ってきたトレーラーの中に招き入れられ貰った、などと嘘を付き、嘘をついた子供自身がそれを信じてしまうのと似た状況にあったとも想像する。最初は嘘だとわかっていたが、みんなで嘘をついているうちに集団催眠のようになり、出来たような気になってしまったのではないかともいう。
伊集院さんの説はネットで話題になっている。
「誰が主犯なのかは知りたい。オボ一人であそこまで周到に出来ないのは当然だし」
などといった意見も出ているが、一人の女性研究員を陥れるために膨大な費用と時間をかけることはあり得ない、という見方がほとんどだ。