小保方氏の発言が陰謀論の原因?
とはいえ、荒唐無稽な内容に、
「こういう陰謀説、みんな大好きだねー。ありえねぇよ」
「あんな内容がスッカスカのノートありえない。 それがわからずSTAP細胞は陰謀によって阻止されたって言うのは科学技術をバカにしているとしか思えない」
「こんな陰謀論シェアするの恥ずかしくないんかな」
など、冷めた見方も少なくない。
実はこれまでもSTAP細胞をめぐる陰謀論は、ネット上でたびたび流布されてきた。STAP細胞の実験は成功しているが、大手製薬会社など巨大利権を持つ組織によってその存在が消されていた、といった内容が中心で、もちろん根拠のないものばかりだ。
こうした陰謀論が出回る背景には、小保方氏自身の発言があるようだ。STAP細胞に疑惑が持ち上がり始めたころ、週刊新潮(4月10日号)の取材に小保方氏は「大きな流れに潰されそう」「大きな力がはたらいていることは間違いない」と意味深に発言。これが今なお盛り上がる陰謀論に影響したようで、しばしば引用されている。