北朝鮮の金正恩第1書記の暗殺をテーマにしたコメディー映画「ザ・インタビュー」が封切り中止になったことについて、米オバマ大統領は2014年12月19日(現地時間)の会見で、映画を制作したソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント(SPE)の対応は「間違い」だったと指摘した。米連邦捜査局(FBI)は同日、SPEへのサイバー攻撃を北朝鮮によるものと断定している。
オバマ大統領は封切りを中止する前に「相談してほしかった」と語り、今後、北朝鮮への対抗措置をとる考えを示した。なお、SPEのマイケル・リントン最高経営責任者(CEO)は19日、米CNNの取材に対し、中止は映画館側の対応だったとして、「間違い」との指摘に反論している。