朝日記者「退職した方を処分できないじゃないですか!」
仮に処分が決まったとしても、すでに退職した職員に対しては実効性を全く持たない。当然、この点は会見でも問題視された。
朝日新聞の記者は、
「そういう(懲戒処分が確実な)場合、企業とか大学では、退職願は受理しないというのが常識。なんでそれを受理するという非常識なことをやったのか」
と理研の対応を非難。坪井氏は理事長コメントの内容を繰り返しながら、
「これで退職届を受理しない、受け取らない、とした場合の負担はやはり考慮すべき」
と説明し、懲戒委員会が再始動することにも改めて言及したが、記者は、
「退職した方を処分できないじゃないですか!」
といい、全く納得できない様子だ。