小保方氏「実験結果に困惑」の摩訶不思議 納得していないのになぜ会見に出さない

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「いちメンバーがどうだった、と発表する場ではない」と小保方氏出席させず

再現実験ではSTAP細胞の作製ができなかったことが報告された
再現実験ではSTAP細胞の作製ができなかったことが報告された

   小保方氏は、実験データのとりまとめ終了後の12月15日に退職届を提出し、理研は受理した。会見には小保方氏は出席しなかったが、12月19日付けの小保方氏のコメントが配布された。コメントからは実験結果に納得していない様子が読み取れる。

「どのような状況下であっても必ず十分な結果をと思い必死に過ごした3か月でした。予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております」

   再現実験の責任者、相澤慎一チームリーダーも、小保方氏について「彼女自身はこの結果に、困惑しているというのが現状」で「そのことを受け止められる状態になっていないと推察している」と説明した。

   だが、現時点では小保方氏からこれ以上の説明が得られる可能性は低そうだ。相澤氏によると、

「(記者会見は)検証実験の結果を実験責任者から発表する場。その中のいちメンバーがどうだった、と発表する場ではない」

として、理研の判断で小保方氏を出席させなかった。小保方氏が会見に出席して説明を望んでいた可能性については、相澤氏は、

「本人はそう申されるかもしれないが、本人から、直接『会見に出席させて欲しい』という申し出はなかった」

と否定も肯定もしなかった。

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