「来年は紅白出場も期待」
11年からBABYMETALの動向を追う、アイドルウォッチャーのロベルト麻生さんは「デビュー曲『ド・キ・ド・キ☆モーニング』を聞いた時は衝撃が走りました。ダウンチューニングがバリバリのギターサウンドは、これまでのアイドルソングではありえなかった」と話す。
彼女たちの魅力はライブにあるとし、「メンバーのパフォーマンスはどんどん高くなっている。特にSU‐METALの歌唱力は同世代のアイドルと比べてずば抜けている。バックには日本屈指のミュージシャンがそろい、メタラーが見てもすごいと思うサウンドです。ヘビメタは国境が関係ない音楽ジャンル。彼女たちがヘビーでかっこよかったからこそ、世界中のメタラーに受け入れられたのでしょう」と分析している。
今後の展望については「BABYMETALは既存のアイドルとはまったく異質の存在。NHKで取り上げられていることから、来年の紅白出場も期待されます」と語っている。
15年は1月にさいたまスーパーアリーナのライブで始動。5月にはアメリカのロックフェス「ロック・オン・ザ・レンジ」に出演し、ジューダス・プリーストやリンキン・パーク、スリップノットら海外ビッグネームと競演する予定だ。今年以上に海外での活躍が予想されている。