訪日外国人1~11月に1200万人超 最多は台湾、韓国2位、中国は8割増で3位

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   2014年1~11月に日本を訪れた外国人旅行者数(推計)が、前年同期比28.2%増の1217万7500人になったと、日本政府観光局(JNTO)が12月17日に発表した。1200万人を突破したのは初めて。円安の進行や短期滞在査証(ビザ)の発給要件の緩和、大型クルーズ船の寄港、消費税免税制度の拡充などが増加の背景で、JNTOは14年の訪日外国人は年間1300万人を超えるとみている。これまでの年間の最高は13年の1036万3900人。

   1~11月の国・地域別をみると、最多は台湾で27.0%増の261万7700人。2位は韓国で9.3%増の248万4400人。3位は中国で、82.2%増の221万9300人だった。

   一方、出国した日本人旅行者数は6か月連続で前年実績を下回り、長引く円安の影響が出ている。

   なお、11月単月は前年同月比39.1%増の116万8500人で、1964年の調査開始以来、11月としての最高を更新。単月の訪日外国人客数は9か月連続で100万人を突破した。

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