女子テニスのクルム伊達公子選手(44)が2014年12月16日のブログで、深夜の抜き打ちドーピングテストに怒って警察を呼んでいたことを明らかにした。
それによると、前日は22時前に就寝したが、調査員2人の訪問で起こされた。そして、検査に必要となる90ミリリットルの尿が取れず、通常の検査終了時間の23時を過ぎても居座られた。警察を呼んだのは、調査員の言動に怒ったためという。1時45分ごろに検査が終わったが、その後はほとんど眠れなかった。伊達選手は、「大切なこの時期にアスリートの活動を完全に崩す結果になっているこのシステムにどう考えても疑問が残ります」 と書いている。