世論調査の基礎データを共有する日経・読売で判断割れる
枝野幹事長が出馬している埼玉5区には自民党が大物を続々と応援に送り込み、海江田氏が「嫌がらせ」と不快感を示すほどの激戦区だ。終盤情勢は以下のように伝えられており、データを共有している日経と読売の判断が割れている。
「枝野が一歩リード」(朝日)
「枝野、牧原に後れ」(日経)
「牧原、枝野 競り合い」(読売)
東京18区の菅直人元首相は、中盤では自民党の土屋正忠氏にリードを許していた。日経は中盤調査と変わらず自民が優勢だと伝えているが、残り2紙は、
「菅・土屋、伯仲」(朝日)
「土屋と菅が接戦」(読売)
と伝えた。菅氏にも小選挙区当選の可能性が出てきたようだ。