お笑い芸人の有吉弘行さん(40)のツイッターフォロワー数が、ついに日本一人口の多い市「横浜市」の人口を超えたとして注目を集めている。同市の人口は2014年12月1日18時時点で371万4249人。フォロワーは12日時点で371万2815人だ。
国内のフォロワー数ランキングでも堂々の1位に君臨する有吉さん。ここまでツイッターが支持される理由は何なのか。
ファンを喜ばせる芸人仲間との絡み
有吉さんは2010年2月にアカウントを開設して以来、順調にフォロワーを増やしてきた。12年11月にはソフトバンクの孫正義社長を抜いて国内1位となり、13年7月には250万人を突破。この時は「緩やかにフェードアウトしようと思っています。それまでは変わらぬお付き合いを。。。」と、そう遠くないうちの終了を匂わせたが、14年3月には国内で初めて300万人の大台に乗った。そして今回の「横浜市超え」。勢いは止まらない。
相変わらずバラエティ番組に引っ張りだこで、フォロワーが多いのは当然と言える。だが、2位のきゃりーぱみゅぱみゅさん(約263万人)や、3位のローラさん(約236万人)を大きく引き離しているのは、単純に本人の知名度だけでは説明できなさそうだ。
そこで有吉さんのツイートを見てみると、「毒舌キャラ」のイメージと異なる「ゆるい」内容が目立つことが分かる。何気ない日々の一コマを綴ることが多く、テレビとは違った一面を垣間見ることができる。
仲の良い芸人たちと会話を楽しんでいることもしょっちゅうだ。共演者や芸人らとの親しさが伝わる写真も日常的に投稿していて、最近では「オバショット」なる新たなブームまで生み出した。「観光地などで写真を撮るときのオバ様の雰囲気を模倣した」おすまし写真のことを指すようで、芸人仲間と撮影するたびにツイッターにアップしている。
これらはファンにとって舞台裏をのぞくような楽しさがあるのだろう。また、有名人同士で絡むことは結果としてツイッター内の拡散にも大きく貢献する。