ドイツ議事堂の保安検査「ナチスのガス室のよう」 渋谷区議の発言、議長陳謝でも「非難動議」は否決

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「ナチス」発言非難する動議を出した共産党議員が逆に厳重注意される

   これを受け、共産党は佐々木氏の「ガス室」発言が「悲劇を体験したユダヤ人の思いと、そのことと真摯に向き合ってきたドイツの戦後の歴史に対する不見識な発言」だとして、12月9日の本会議で、本会議場での謝罪を求める決議を議題にするように動議を提出したが、採決に参加した31人のうち共産、民主など13人が賛成したのに対して与党側の自民、公明など18人が反対し、否決された。18人の中には佐々木氏も含まれていた。

   その後、公明党から動議を提出した議員に対して厳重注意するように求める動議が提出された。佐々木氏の発言については幹事長会で継続審議になっているにもかかわらず、いきなり本会議で動議が出たことを非難する内容だ。この動議は賛成17人、反対13人、退出1人で可決された。

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