豚レバーなどの生食を禁止すべきかどうかを検討していた食品安全委員会・専門調査会は2014年12月10日、「健康へのリスクが大きく、禁止は妥当」という結論をまとめた。厚生労働省は食品安全委員会の答申を受けて食品衛生法の規格基準を改め、豚肉の生食禁止を明記する見通し。飲食店が違反すると営業停止などの行政処分が出ることになる。
これまで豚肉を生で食べる習慣はなかったが、2012年に牛レバーの生食が禁止された後、代わりに豚レバーを生で提供する飲食店が現れた。これを受けて厚労省が食品安全委員会に、生食禁止が妥当かを諮問していた。