プロ野球・中日ドラゴンズの落合博満GM(61)が選手との契約更改交渉にジャージ姿で臨んでいたと、一部スポーツ紙が報じた。これは「オレ流」と言えるのか、ネット上で論議になっている。
中日は2014年の今シーズン、リーグ4位とBクラスに終わった。報道によると、球団からは、選手らに厳しい条件提示の交渉が行われている。
「正直、えー、その格好でやるの、って思いました」
そんな中で、落合博満GMの服装が物議を醸していると、東京スポーツが12月9日発売号で記事にした。
それによると、ある中日の選手は、ナゴヤ球場に隣接する合宿所で行われた交渉で、部屋に入ると落合氏が上下ともジャージ姿で座っていたので目を疑ったというのだ。選手にとって、交渉は一大イベントだけに、「正直、えー、その格好でやるの、って思いました」と取材に答えている。
また、別の選手は、スーツ姿で決めて交渉に臨んだが、落合氏はジャージのうえに首にタオルを巻いていたと証言した。その姿を見て、「ほとんど風呂上がりの格好のようにしか見えなくて...」と困惑したそうだ。
落合氏は、交渉ではいつもジャージ姿ではなかったものの、中日OBからも、「失礼極まりない」などと怒りの声が上がっていたという。別のOBも、「1年間、必死でプレーしてきて評価を下す場なのに誠意がない」と厳しく批判したと東スポは伝えている。
落合氏の服装について、ネット上でも、批判の声が多い。
「ジャージ+タオルは流石に駄目だろ」「ネクタイはまだしもせめてスーツくらいは...」「人の上に立つのに必要な機微には疎い人だ」
もっとも、「上層部の格好はどうでも良いんじゃないの」「くだらんことでグダグダ言うOBって誰だ?」と落合氏を擁護する向きもある。