「基本的に費用は開催都市が持つことになります」とJOC
平昌の場合は長野市にある1998年に行われた五輪の競技場を使う事によって建設費などを浮かせることが狙いだ。ただ、現実には競技場の改築や選手、観客のための施設の建設・補修、インフラの整備などを行わなければならない。費用は韓国側が負担してくれるのだろうか。
長野市によると、平昌五輪の一部競技が行われるかもしれないという情報は報道で知ってはいるが、現場にはそのような打診は一切来ていないため、何の協議も準備についての話し合いも行われていない、とした。JOC(日本オリンピック委員会)でも平昌五輪の分散開催の話は来ていない、ということだった。費用の負担についてはやはり前例のない事であり分からないけれども、
「費用に関しては基本的にですが、開催都市が持つことになります」
ということだという。