マツダは2014年12月9日、タカタ製エアバッグを運転席に搭載した車両を、全米規模で調査リコール(回収・無償修理)する方針を固めた。これまでは地域を限定して約8万7000台の調査リコールを実施していた。規模拡大による台数は精査中だが、合計で約33万台にのぼる可能性があるという。全米でのリコールは、ホンダに続く動き。
対象は、「マツダ6(日本名アテンザ)」や「RX‐8」。車両所有者の安全確保や、不具合の原因追究を急ぐ。エアバッグが不具合を起こす原因はわかっていないが、安全性を確保するためにメーカーが自主的に回収する。
また、ホンダは同日、日本国内での調査リコールについて、「日本では不具合は確認されていないが、お客様の安心を最優先し、自主的に全品回収調査を行う」と発表した。