旧みんなの党、元幹部で明暗分かれそう
自民党は、埼玉5区に続々と大物議員を送り込んでいる。ざっと名前を挙げると石破茂地方創生担当相(11月30日)、三原じゅん子女性局長(12月1日)、小泉進次郎復興政務官(12月2日)、菅義偉官房長官(12月5日)、小池百合子元防衛相(12月6日)、谷垣禎一幹事長(12月7日)、安倍晋三首相(12月9日)といった具合で、総力戦に近い状況だ。
東京18区の菅直人元首相は、自民党の土屋正忠氏に相当なリードを許していると読み取れ、比例で復活できるかどうかが焦点だ。
「4度目の戦いとなる土屋と菅が激戦を展開」(読売)
「連続当選を狙う土屋がリード。主婦層の支持を広げる。元首相の菅は知名度を生かし、会社員や自営業者の支持拡大を急ぐ」(日経)
「土屋氏がリードし、元首相の菅氏が追う」(毎日)
解党したみんなの党は、元幹部の間で明暗が分かれそうだ。結いの党から維新の党に合流した江田憲司氏(神奈川8区)や、解党時の代表だった浅尾慶一郎氏(神奈川4区)は、3紙とも優勢を伝えている。半面、「創業者」の渡辺喜美氏は
「簗と渡辺の接戦」(読売)
「簗と渡辺が競り合う」(日経)
「簗氏が優勢」(毎日)