本社「弁護士を入れて対応中」
問題行為はインターネット上でも注目を集め、すぐに美容室や美容師が特定された。公式サイトやホットペッパービューティー上にあった情報によれば、男性は美容師歴11年で同店の店長だという。
J-CASTニュースが9日、本社に取材したところ、担当者は「今回の一件についてはすでに把握しており、弁護士を入れて対応中です」とコメント。店長の処分などについては「回答できない」とした。店舗のホームページから店長の写真と名前が消えていることなどについて美容室に問い合わせてみたが、こちらでも回答を得ることはできなかった。ただし店長は不在で「しばらくお休み」とのことだった。
インターネット上には「ホットペッパーの個人情報って簡単に抜き出せるものなの?」「ホットペッパー炎上案件だ」といった声も寄せられていた。「ホットペッパービューティー」のサイトによると、ネット予約によって美容室に伝わるのは「氏名」「電話番号」「メニュー、クーポン情報などの予約内容」「生年月日」の4点だという。美容師はここで得た電話番号を自身のアドレス帳に登録してラインと紐付け、手動で「友だち」に追加したとみられる。
なお、女性のツイッターアカウントは9日時点で非公開となっているが、8日には美容室の男性2人が自宅に謝罪に訪れたとツイートしている。母親が対応したようで、その中に店長がいたのかどうかは分からない。ホットペッパーの提供情報に「住所」は含まれていないことから、今度はメンバーズカードの登録情報を見て家を特定したのだろうか。