「ぺヤング」虫混入を告発した大学生 擁護の声は多いものの一部で批判も

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   カップ焼きそば「ぺヤング ソースやきそば」に虫が混入していたと写真をアップし、メーカーと地元の保健所とのやり取りをツイッターでつぶやいていた大学生に一部で批判の声も出ている。

   もちろんこの学生の行為を称賛し応援する声の方が圧倒的に多いのだが、こうした場合のツイッターの使い方はどうあるべきなのだろうか。

「あなたは被害者だが炎上させた行為は不適切だ」

依然続く「ペヤング」騒動(画像はイメージ)
依然続く「ペヤング」騒動(画像はイメージ)

   今回の「事件」は2014年12月2日、「ペヤングからゴキブリ出てきた。。。」として「証拠画像」がツイッターに投稿されたことから始まった。麺に絡まるように黒い虫の様なものが写っていて、メーカーの「まるか食品」(群馬県)と保健所に連絡をしたと報告。12月3日からは「まるか食品」とのやり取りを綴り、「結果がでるまで元のtweetを消しておいてほしいとのことですので一時的に、削除させていただきます」とし、問題の写真を消去したことも「どんな話し合いから消去したのか?」などとネットで話題になった。そして「まるか食品」は14年12月4日、通常の製造工程上ではこのような混入は考えられないこと、としながら、万全を期すためにゴキブリが入っていたとされる商品と、同じ日に同じラインで製造された商品を自主回収すると発表した。

   この大学生のツイッターには告発当初、「応援しています」「絶対に折れないで頑張ってください」といった激励のメッセージが寄せられたのだが、「自己回収となると、貴方を含める誰もがペヤングを食べられなくなり、メーカーは多大な損害が出ます」「あなたは被害者ですが、ツイートによって炎上させてしまった行為は不適切だったと言わざるをえないと思います」などといった批判が混じるようになった。

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