イメージに合わないと事務所が判断?
所属するスターダストプロモーションに発表理由を問い合わせたが、担当者不在のため回答はもらえなかった。
どういう事情が考えられるのか。芸能評論家の肥留間正明さんは「たばこを吸うということは、やはりイメージが悪いと事務所が判断したのでしょう」と語る。
特にCM出演について考慮した可能性があるとし、「彼女が持っている『清純』なイメージでCMに出演するには、たばこの『アウトロー』なイメージが合わないと考えたのかもしれません」と述べた。
一方で、今回の発表が女優業としての活躍の幅を狭めてしまったのではないかとも指摘する。「たとえば、『白洲次郎』(NHKドラマスペシャル)で妻役を演じた中谷美紀さんがたばこを吸う姿はかっこよかった。北川さんが女優である限り、喫煙シーンを演じることは今後ありえますよ。女優としては『たばこくらいたしなむわよ』としていた方がよかったのでは」という。「アイドルみたいに、吸うか吸わないかを気にしているようでは、それこそ煙のように消えてしまいますよ」と手厳しい。
2014年にJTが調査した成人女性の喫煙率は9.8%で、減少傾向だ。また、日本産婦人科医会はホームページで「早産率と喫煙本数に相関がある」という学者の意見を掲載している。一方で、事務所の発表に対しては「タバコ吸ってる彼女もカッコいいと思う」「北川景子なら似合いそうだけとね」という意見もネット上には少なくない。