次世代、分党前の「日本維新の会」から知名度下がったのが響いた?
最も厳しい調査結果を突き付けられたのが次世代の党(解散時19)。「1けた」「2」と、壊滅に近い状況だ。
この調査結果について、山田宏幹事長は12月4日の会見で、
「今回の世論調査については、当初から想定をしている」
と説明。分党前の日本の維新の会に比べて知名度が大きく下がったことが影響しているとみている。
「次世代の党自体が、その存在を知っていただく機会が今までなかった。序盤戦で苦しいというのは分かっている。そういう中で、苦しい序盤戦から中盤戦、後半戦に一気に駆け上がっていかなければならない」
次世代の党は同日、「タブーブタ」と呼ばれるキャラクターが「タブーを斬る」という設定のPR戦略を発表したばかり。あと10日でどれだけ有権者の認知度を上げられるかが問われそうだ。
一方、大勝が予測されている安倍晋三首相は、フェイスブックに、
「選挙は油断した方が必ず負けます、小選挙区は、ほんの数パーセントの振れで根底から覆ります。かつて橋本政権での選挙、選挙中自民党大勝と報道され、結果大敗しました」
と書き込み、党内の引き締めを図っている。