椎名林檎は紅白で何を歌うのか W杯テーマ曲「右翼的」指摘が響くのか...

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特攻隊を美化したいならもっとやり方があるはずと反論

   「特攻隊を思わせる」との指摘についても、「全然考えてもみませんでした」。仮に特攻隊を美化したいなら、もっとやり方があると思うと反論している。指摘の発端となった「淡い死の匂い」という歌詞も、「『死に物狂い』という体験をしたことがある方にとっては、別に何てことのない、素通りするような表現ですよね」と、批判が理解できないようだった。

   記事では、最新アルバムについても語っている。タイトルが「日出処(ひいずるところ)」なのは、「NIPPON」での騒動を逆手にとったのかとの問いに、「そういう風にお思いになる方がいても、おかしくないなとは思うんですけどね」とやんわり否定。「メーン・ストリート、目抜き通りを闊歩したいと願っている人物の、色んな瞬間を切り取った曲たち」というストーリーを描きたかった、だから「目抜き通り」「陽の当たる場所」でもよかったが、想起してもらいたいイメージと違うと考えた末、「日出処」に決まったと明かした。

   椎名さんにしてみれば、「右翼」「愛国」といった指摘は全く的外れだというわけだ。ただアルバムのジャケットは、旭日旗を連想される絵柄が用いられている。韓国ではツイッターで疑問の声が上がっているようだ。

   紅白歌合戦は今も視聴率40%を超え、海外にも広く中継されている番組だ。NHKは「外野の声」や勘繰りを気にせず、今年の代表曲である「NIPPON」を選ぶだろうか。

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