フジFNS歌謡祭で「口パク」疑惑 TERU「ちょっとがっかり...」

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   年末恒例の大型音楽番組「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)が2014年12月3日に放送された。今回は放送枠が拡大され、豪華87組のアーティストが計105曲を披露する大ボリュームの祭典となった。

   インターネット上ではファンらが実況をして盛り上がる一方、「口パク」疑惑もヒートアップした。

「口パク排除宣言」のきくちプロデューサーは異動

豪華87組が出演した2014年の「FNS歌謡祭」(画像はサイトのスクリーンショット)
豪華87組が出演した2014年の「FNS歌謡祭」(画像はサイトのスクリーンショット)

   生放送の音楽番組における口パク疑惑は今に始まったことではなく、視聴者の間でも「暗黙の了解」となりつつあった。そこに一石を投じたのが2013年までFNS歌謡祭のチーフプロデューサーを務めていた、きくち伸氏だ。フジテレビの音楽番組制作チーム「音組」の主宰として知られ、同年3月にはブログで「口パク」を受け入れないとの意向を表明。大きな反響を呼んだ。

   しかし、きくち氏は今年異動となって制作の現場から離れた。今回のFNSも担当していない。そうした事情もあり、インターネット上には視聴者からの「口パク」を疑う声が相次ぎ寄せられることとなった。

「口パクで歌ってて楽しいのかな」
「今回のFNS歌謡祭、恐ろしくつまんなかったなあ 口パク許したら終わりだろ」
「きくちP左遷で口パク解禁になっちゃったんだな」

   番組中にはお笑い芸人の東野幸治さんも、「あれ?毎年の楽しみのFNS歌謡祭が口パクになっている。。。」とツイート。「ちょっとショックです。生歌が良かったのに。。。」と残念がった。

   13年ぶりの出演となった「GLAY」のTERUさんが番組終了ごろに投稿したツイートも注目を集めている。自身の出番後には「ふ~~~~っ!良いパフォーマンスが出来たと思います!」と満足げだったTERUさんだったが、終了直前の23時29分には「ちょっとがっかり...」と、なぜか気分が一転。数分後には「ボーカリストが見ると分かるんです」と意味深なツイートを残した。発言の真意は不明だが、ファンらはこれが「口パク」アーティストに対するコメントと見ているようだ。

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