国産ウイスキー復刻版続々 「マッサン」人気で

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   国産ウイスキー大手のニッカウヰスキーとサントリー酒類が、定番商品を再現した復刻版を相次いで発売する。

   ニッカウヰスキーは、NHKの連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなった竹鶴政孝と妻リタが創業。一方、サントリーの前身の「寿屋」は、ウイスキー造りを竹鶴政孝が手がけた経緯がある。ドラマを追い風に、「伝統の味」をアピールして、新たなファンの獲得と販売増を目指す。

   ニッカウヰスキーの親会社、アサヒビールは、「日本のウイスキーの父」竹鶴政孝が、思い入れを持ってつくったウイスキーブランドの復刻版シリーズの発売を、2014年12月2日に発表した。現存する発売当時の商品をブレンダーがテイスティングし、「1956年当時の香味を再現」する。第1弾として「初号ブラックニッカ復刻版」を15年1月27日に、第2弾は「初号ハイニッカ復刻版」を15年2月24日に、それぞれ12万本限定で発売する。第3弾も予定している。

   サントリー酒類は、1937年に創業者の鳥井信治郎氏の「日本人の繊細な味覚にあったウイスキーをつくりたい」という熱い想いから誕生した、「サントリーウイスキー角瓶43度 復刻版」を、15年2月17日に数量限定で発売する。

   近年、「角瓶」は食事との相性が良い「角ハイボール」として人気。2014年1~10月の販売数量は前年比10%増と好調に推移している。

   いずれも、当時のラベルをもとにデザインも工夫している。

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