カップ焼きそばのロングセラー「ぺヤング ソースやきそば」に虫が混入していたとする画像がツイッターに投稿され、インターネット上で騒ぎになっている。
このツイッターユーザーは2014年12月3日に保健所と製造販売元の「まるか食品」(群馬県)に連絡し、双方とやりとりをしたと報告している。
「ペヤングからゴキブリ出てきた。。。」
ユーザーは12月2日、「ペヤングからゴキブリ出てきた。。。」として「証拠画像」を投稿した。超大盛シリーズのようで、ケースには2食分の麺が入っている。その片方の麺の中央あたりに、虫らしき黒い物体が埋まっているのが画像から確認できる。ゴキブリかどうかは分からないものの、2枚目の接写画像には脚の毛や薄い翅(はね)まで写っていた。
このユーザーはどうやら大学生で、ツイートによれば研究室に持ち込まれた大量のペヤングを友人らと食べようとしていた矢先、この「当たり」に遭遇してしまったということのようだ。相当ショックを受けたのか「お湯入れる前に気付いてよかった...二度とペヤングは食わない」「正直気付かないで食ってたら... 考えるのやめよ」などとつぶやいていた。
翌2日、ユーザーは保健所とまるか食品に連絡。どちらも同日中に訪ねてきたという。ツイートの報告によると、まるか食品は手元にある商品(4599円分)を買い取り、問題の商品を持ち帰った。結果が出次第連絡があるとのことで、それまでは元のツイートを削除してほしいと頼まれたという。
虫混入の苦情は「初めて」
ユーザーは元画像を削除したが、まるか食品の対応には、
「お互いのためが云々いって圧力かけてくるあたりカチンときた」
「今後の対応次第ではもうぺヤング買わない」
などと不満げだ。
まるか食品はこの一件をどう受け止めているか。J-CASTニュースの取材に対し、広報担当者は「今後の対応については調査結果次第なので何も決まっていません」と話した。製造過程で混入した可能性について聞くと「考えられない」と強調。開封後の可能性も含めて調査していくそうだ。なお、虫が入っていたという消費者からのクレームは「初めて」だという。