橋下氏、得意のテレビ討論で独自の存在感 「公務員・議員給与削減」で民主、社民にかみつく

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社民党にも「市町村役場の職員が大企業並みの給与なんておかしい」とやり返す

   直後に放送されたNHKの「日曜討論」では、矛先は社民党に向かった。吉田忠智党首が、先進国で労働者に占める公務員の割合について、日本が「群を抜いて少ない」として、

「大変厳しい状況の中で公務員諸君は頑張っている。公務員の給与についても、長い間の議論を積み重ねて制度ができているわけだから、いきなり壊すような議論は問題」

と話した。吉田氏は元大分県職員で、自治労大分県職員連合労働組合(大分県職労)書記長を経て大分県議会議員に当選し、国政に転じている。

   橋下氏は、公務員の割合が低いことは認めた上で給与水準を問題視した。

「先進国は国民の平均給与と同水準にしている。ところが日本の公務員は大企業の社員と同水準にしている。田舎で大企業もない、市町村役場の職員ですよ、大企業並みの給与をもらうなんておかしい」

   朝日新聞が11月29日から30日にかけて行った電話世論調査によると、維新の会の支持率は3%。自民党(27%)、民主党(7%)、公明党(4%)、共産党(同)に次ぐ支持を得ている。

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