ファン「ニュースになった、ならないだけが重要ではない」
はたしてモー娘。ファンはどう思っているのだろうか。
関東に住む20代男性は取材に対し、「レジェンドとも言える彼女の卒業はもうちょっと大きく扱ってほしかった」と残念がる。彼女の功績について、「モー娘。人気が陰っていた時期も先頭に立ってみんなを引っ張ってきた存在。リーダーになってからは、それまでの『ぶりっ子』キャラからしっかり者に変わって、重要な役割を果たしてきた」と称えるだけに、紙面の扱いの小ささは少々不満なようだ。
一方で、「ニュースになった、ならないだけが重要ではない」ともいう。卒業コンサートで道重さん自身が「さゆみのファンの人たちは変な人が多い」と語ったように、「本来は万人受けするタイプではない」そうだ。そのため、このファンは「道重さんを送り出せた、感動をもらった、活動を見届けられた、という気持ちをファンたちの間で共有できたならそれで十分です」と語っている。
確かにスポーツ各紙の扱いは小さかったが、ネット上では道重さんの卒業を惜しむ声があふれている。こうしたファンの声を受けてか、道重さんも27日のブログで「夢のような時間を12年間も過ごせただなんてっ やっぱりさゆみは幸せ者です」と感謝の言葉をつづっている。