ロックバンド「キャロル」の元メンバーで歌手のジョニー大倉さんが2014年11月19日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。62歳だった。
大倉さんは1972年にキャロルの一員としてデビュー。ボーカル、ギター、作詞などを担当し、「ファンキー・モンキー・ベイビー」などのヒット曲を手がけた。皮ジャンにリーゼントというスタイルは当時の若者から熱狂的な支持を受けた。
75年のキャロル解散後は俳優としても活躍、81年の映画「遠雷」では日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞した。
2013年5月に肺がんが見つかり、14年8月に容体が悪化、再入院していた。