学生街などで「実験的にやっているもの」......
そうしたなか、松屋は「プレミアム牛めし」を一部の店舗で休止し、並盛290円の「牛めし」を「復活」させた。
インターネットでは、「11月20日10時より、プレミアム牛めしの販売を休止し、牛めし(並290円)の販売を再開致しました」との告知が貼られた店の写真が公開され、そのことを伝えている。
松屋フーズによると、プレミアム牛めしから従来の牛めしに戻した店舗は、高田馬場や池袋(一部店舗)といった学生街などにある店舗で、「実験的にやっているものです」という。プレミアム牛めしの発売後、売り上げや客足に響いている店舗などを対象に12か店で再開した。
ただ、プレミアム牛めしの販売打ち切りは「考えていません」。またプレミアム牛めしと従来の牛めしの併売も、「オペレーションの問題などもあるので、現状では考えていません」と言い切る。
インターネットには、
「プレミアム牛めし取りやめの店増えてるのか。確かにおいしくはなってるんだけど、100円アップするほどじゃなかった」
「一度も全国展開しないまま終わったのか... けっこう食いたかったんだが」
「従来価格に戻るなら... と松屋を敬遠していた層が戻ってくる可能性はありますね」
こうした残念がる声に混じり、
「俺たちの松屋が帰ってくるんだな...」
と、従来の牛めしの「復活」を歓迎する声は少なくない。
さらには、
「ファーストフードなのに100円も値上げしたら、そこ行かんわ」
「やっぱり客離れが起こったんでしょうな」
「安い牛丼をお求めのお客様は他に行っていただきたい、とか言ってたよな」
と、高級路線の失敗を指摘する声もある。