「いつまでも働かせてください」 坂上忍マネージャーが贈った感動の手紙、縦読みすると...

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   2014年11月24日放送の情報バラエティ番組「バイキング」(フジテレビ系)で、タレントの坂上忍さん(47)のマネージャーが坂上さんに贈った「メッセージ」が話題になっている。

   一見すると感動的な内容だが、「縦読み」に本音が隠されているとの憶測が広がっているのだ。

「普通だったらとっくにクビだと思う」

   この日の放送は「坂上忍が行くUSJスペシャル」と題し、MCの坂上さん、レギュラーの野々村真さん、サンドウィッチマンの2人がクリスマスムードに染まるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪府)の様子を紹介した。番組序盤では約1年前から坂上さんのマネージャーをしている路(みち)さん(30代男性)が登場。未だ「冷え切った」関係という2人に、USJで打ち解けてもらおうと企画されたものだった。

   坂上さんは「ガチで冷えきってるよ」「僕に話しかけることすらできない」などと路さんと上手くいっていないことを強調する。コミュニケーション下手は事実のようで、終始緊張した面持ちでおどおどしがちな路さんを睨みつけるシーンもあった。

   「普通だったらとっくにクビだと思う」とも言うが、それでもクビにしないのは「うちの場合は僕が声をかけて入社してもらったら、こっちからクビにすることはしないって決まり」だからだという。

   一方の路さんは最近失敗したことを聞かれると「全部失敗...」とつぶやく。それでも「逃げ出すのはあり」という坂上さんの言葉に「失敗ばかりなんで、それ(逃げ出すの)はどうしてもできないかなと思います」と返した。今後は坂上さんが面倒を見ている子役たちの指導やマネージメントをしたいとの目標も語った。

   問題の「メッセージ」が紹介されたのは、一行が最後に訪れたメーンイベントのクリスマスショーでのことだった。大切な人へのメッセージをステージ上に投影する「Joy of Lights」が始まると、一般来場者のメッセージに混じって野々村さんの娘や「サンドウィッチマン」富澤たけしさんによるサプライズメッセージが映し出された。そして最後には路さんによる次のメッセージが一行ずつ投影された。

「TO:忍さん
やっと今年も終わりますね
めいわくばかりで
たいした仕事もできませんが
いつまでも働かせてください
FROM:路」

視聴者動揺「完全に病んでる」「誰か助けてあげて」

   これには坂上さんも感動したのか涙を堪えるような表情に。終わりには「『路より』が『母より』に読めて感動が込み上げたけど、路って気づいてダーッと冷めた」と照れ隠しのようなコメントもしていた。

   しかし、視聴者の中にはこのメッセージに違和感を持った者も少なくなかった。各行の先頭の文字は縦に読むと「や」「め」「た」「い」となることに気付いた視聴者が続出。路さんの本音は「いつまでも働かせてください」とは真逆の「辞めたい」なのではないかとの憶測が広がり、「完全に病んでる」「誰か助けてあげて」などとインターネット上で話題になった。

   坂上さんと路さんの微妙な関係は「テレビ用」ではないようで、坂上さん自身もブログで何度か言及している。路さんの仕事ぶりで認めているのは「1日も遅刻したことがない」という点だけらしく「未だに、気が回りません」「能動的に動けない」などと至らない点を指摘することもしばしば。

   14年4月のブログでは「実は、一度辞めかけた時がありまして.....。訊いてみると......『辞めます』と。で、数日後に、再び訊いてみると......『続けさせてください』と。戻ってきただけ、マシ」と、過去に辞める話があったことも明かしている。ただし厳しくもうつる指導は、「逃げ出していない」路さんの今後に期待しているからこそのようだ。

   今回の「縦読み」が偶然なのか、狙ったものなのか、はたまたネタとして仕込んだものなのかは路さんにしか分からない。なお、坂上さんは24日、ブログにUSJロケのことを書いているが路さんには触れておらず、その後のブログにも路さんは登場していない。

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