日本で開発した「エボラ特効薬」にパクリ疑惑  中国で同成分の薬を製造とWHOが指摘

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

中国の「JK‐05」、「これがアビガン錠のコピー薬だろwwwww」

   こうした事態に、インターネットでは、

「これがアビガン錠のコピー薬だろwwwww」
「WHOがこれ使ったら、薬品業界の秩序が崩壊するな」
「これ失笑をかったパクリ品でしょ」
「薬って成分わかっただけではコピーできないのか」
「ウイルスは死滅した しかし患者も死んだ」

といった声が並ぶ。

   WHOによると、エボラウイルスによる患者数は1万5145人、死者も5420人(2014年11月19日付の情報)と、なお納まる気配はなく、ギニアやリベリア、シエラレオネでは「未だに流行が続いています」(厚生労働省検疫所)という。

   アビガン錠はすでにフランスやスペイン、ノルウェー、ドイツの4か国で4人の患者に投与され、全員の回復が報告されている。2014年11月中旬からはフランスとギニア両政府が共同でギニアの患者60人を対象に臨床試験を実施。これには世界保健機構(WHO)も関与しており、国際的に承認される可能性があるとされる。

   一方、富士フイルムもエボラ出血熱の患者への投与拡大に備えて、アビガン錠の海外での使用を目的とした追加生産を決めた。現在の在庫は2万人分。製剤前の原薬は30万人分を保有しており、「感染がさらに拡大しても、十分な量を継続的に供給できます」(富士フイルム)という。

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