大相撲で、勝ち名乗りを受けた力士が手にする懸賞金。2014年11月21日付のブルームバーグ日本語電子版によると、2014年の懸賞金額が過去最高に達する見込みだという。これまでの最高額だった2007年の3億5350万円を約22%上回る見通しだそうだ。企業の広告意欲が旺盛なのが原因だという。
懸賞を出すと、取組前に企業名などが入った懸賞旗を呼び出しが持ち、土俵を1周する。「ダイヤモンドオンライン」9月16日付の記事によると、大相撲は全国中継で、幕内上位の対戦が組まれている17時以降の平均視聴率は10%に乗り、企業がその広告効果に気づいたとの説明だ。懸賞の料金が、テレビ広告より安いとも指摘している。