妻のへそくりが夫の3.4倍にのぼることが、明治安田生命保険の「いい夫婦の日」に関するアンケート調査でわかった。2014年11月20日に発表した。夫婦のへそくりについて聞いたところ、「へそくり」を持っている人は全体の40.2%。夫・妻別にみると、夫は33.0%、妻は47.4%と、妻のほうがへそくりを持っている割合が高かった。
妻のへそくり金額の平均は前年よりも約7万円多い118万7775円となった。一方、夫は約5万円減って35万2064円。夫婦間の格差はさらに拡大した。
へそくりの目的を聞くと、「いざというときのため」が最多で、妻が74.8%、夫は65.3%。次に多かったのは、夫が「趣味のため」で51.5%、妻が「将来のため」で34.5%だった。妻のほうが経済情勢や老後に対する不安を強く感じ、将来に備えてしっかりと貯めているのかもしれない、と分析している。