全国各地に広がる「シャッター街」 この犯人は自民党かそれとも「イオン」か

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「でもどう見てもジャスコのせいだよねw」

   一方、地方では「1軒2台」のマイカーが浸透したこともあって、郊外型のショッピングセンターが高い集客力を誇っている。町の商店街はそういった商業施設に客足を獲られるから、活気がなくなる。そのために空き店舗が増えて、ますます活気がなくなる、悪循環に陥った。

   そういった流れをつくったのが、大規模小売店舗法。大店法は1974年施行。町の商店を保護するため、大型店が出店する際に店舗面積や営業日数を規制していたが、日米構造協議で批判され、2000年に廃止。代わって施行された大規模小売店舗立地法(大店立地法)は出店規制を緩和したため、郊外への進出が加速したとされる。

   前出のツイートに寄せられた声には、

「1990年代の大規模店舗法改正のせいだから、自民党のせいと言えなくもないぞ?」
「大店法のせいでもあり、イオンのせいでもある」
「まあ、ほぼ自民のせいだがな」
「でもどう見てもジャスコのせいだよねw」

と、「自民党」「ジャスコ(イオン)」と賛否両論。

   さらには、

「まだ、そんなこと言ってんの? 商店街に魅力がないだけ」
「国政でもなく、ジャスコでもなくて、やる気のない商店主と不動産業者のせいやと思うけど。閉めても困っている人おらんし」

と、商店街という「仕組み」そのものがすでに崩れているとの声もある。

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