ゴーストライター騒ぎ新垣さんがモデルデビュー これも「自分がやったことへの責任の取り方」だそうだ

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   「現代のベートーベン」と呼ばれた佐村河内守さんとゴーストライター騒ぎを起こした作曲家の新垣隆さんのメディア露出が増えている。

   本業の音楽活動に、バラエティー番組の出演。今度は「女性セブン」(2014年12月4日号)で堂々モデルデビューまで果たした。新たな一面が見られたと喜ぶファンもいるのだが、「調子のりすぎ」「なんであんなテレビ出てんの?」といった声がチラホラ出ている。

「あの新垣隆さん おしゃれオヤジに変身する」

14年2月の会見では自らを「共犯者」と呼んだが...
14年2月の会見では自らを「共犯者」と呼んだが...

   11月19日に発表された流行語大賞候補には「ゴーストライター」がノミネート。暴露会見から半年以上がたったが、いまだ多くの人の記憶に残っていることが分かる。その翌日に発売された「女性セブン」でのモデルデビューは、さっそく話題を集めた。

   見開きページの誌面には「あの新垣隆さん おしゃれオヤジに変身する」と見出しがついた。眼鏡を外し、シャンパン片手にソファでゆったりとくつろぐ姿は、モデル初体験とは思えない堂々とした様子だ。そのほか、ジーンズにスニーカーを合わせたカジュアルなスタイルで橋の欄干にもたれたり、ニットの上にツイードのジャケットを羽織った大人の装いでポーズを決めたりして、全3カットが使われた。

   記事中のインタビューでは、オファーを受けたことについて、

「私がやってしまったことに対して、社会に責任を取らなければいけないのではないか、音楽活動だけではなく、みなさまの望まれることをやるということも、そのひとつではないかと思いましたので」

と胸の内を明かす。初めてのモデル体験については「かっこつけるのは恥ずかしいと思っていたのですが、ポーズを取るのはちょっと気持ちがよかったです(笑)」と感想を語った。佐村河内さんとは連絡を取っていないとしながらも「いつか2人で謝罪したいと思っています」とした。

   「これを機に、表舞台で色々頑張っていこうと思います」としているが、すでにさまざまなメディアに登場している。10月から始まった子ども向け音楽番組「どぅんつくぱ~音楽の時間~」(フジテレビ系)では、音楽の先生として準レギュラー格で出演し、ピアノ演奏を披露。10月10日放送の「ビートたけしのいかがなもの会」ではバラエティーデビューを果たし、元アイドルの河合奈保子さんのファンだったと話すなど、プライベートな部分を明かして番組を盛り上げた。

「もともとこういう出たがりの人だったのかな?」

   新聞や雑誌インタビューも勢力的にこなしている。自らを「共犯者」と呼んだ2月の会見とは異なり、掲載された写真はいずれも明るい表情が印象的だ。

   9月に行われた音楽イベント「コヤブソニック2014」に出演した際には、ステージ上で吉本新喜劇の今別府直之さん扮する「ニセ佐村河内」と握手するなど、騒動はもはやネタにしているようだ。かつての「ひたすら謹慎」姿勢とは様変わりだ。

   しかし、あまりのメディア露出にとまどう人もいる。特にモデルデビューは反響が大きく、ツイッターには「何やってんだこの人」「どうして...?」「斜め上すぎるな」と困惑の声が広がった。

「新垣さんすぐ調子にのる男やな」
「もともとこういう出たがりの人だったのかな?」

と否定的なニュアンスを含んだ意見も少なくない。

   表舞台から姿を消し、「週刊文春」(8月14・21日号)によると関係者のもとを謝罪行脚しているという元パートナーとは対照的だ。「最近の新垣氏のハリキリようを見ると、少し佐村河内氏が気の毒になる」と、佐村河内さんへの同情的な声もないわけではない。

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