警視庁綾瀬署(東京都足立区)で、非番の女性警察官を交番に泊まらせたり、セクハラ行為をしたりしたとして、署員の男女4人が内規上の処分を受けて辞職していたことが分かったと、2014年11月17日に複数紙が報じた。
報道によると、同署地域課の男性巡査部長は勤務中に交番を訪ねてきた女性警官とキスをし、別の交番に勤務していた同課の男性巡査はこの女性警官を交番に泊まらせるなどした。いずれも交番勤務が1人態勢になる時間帯で、女性警察官も同意していたという。さらに同署生活安全課の男性警部補は、飲食店でこの女性警察官に体を触るなどのセクハラ行為をしたという。
女性警察官が警部補のセクハラ行為について上司に相談したため、調査したところ、一連の問題が発覚した。警視庁は、懲戒処分には当たらないため、公表しなかったと説明している。