ゼンショー「本格展開までに店を回せる体制を整える」
J-CASTニュースの取材に対し、同社広報は全国販売の具体的な時期は明らかにしなかったが、「現在、一部店舗で先行販売を実施しています」と認めた。
従業員からの反発については「一部の従業員には抵抗感があるかもしれないが、前回の反省を踏まえ、店舗での仕込み作業をなくすなど負担軽減を進めた」と話す。「現在、実施している先行販売の様子などを慎重に見極めて、マニュアル作りに生かす。本格展開までに店を回せる体制を整える」と説明した。
実際に注文した際も、肉を煮るのは客に任すなど調理が簡略化されていることは分かった。ただ、ネット上には
「バックの負担はかなり軽減されてるがあくまでも当時の鍋と比べての話でやはり手間はかなり多い」
「鍋の仕込みは野菜が1食ずつパックになったのと生肉で提供するってだけで他の手間はあまり変わらず」
「鍋のコゲが取れなくてイライラ」
といった従業員の不満が書き込まれている。記者が訪れた店舗の従業員も「昨年よりは楽になった。でもまだ手間は多い」と話した。