安倍首相は確認取材なく記事が出たことを憤っていたが...
一連の答弁のこの発言について、朝日新聞は10月31日の紙面で、「撃ち方やめ」発言の情報源の人物が、発言は「自分のものだった」と説明を翻したことを報じた上で、
「朝日新聞社に『安倍政権を倒す』という社是はなく、主筆が話したこともありません」
と反論した。朝日新聞の反論に、安倍首相も10月31日の衆院地方創生特別委員会で再反論を試みている。
「こういう捏造というのはなぜ起こったかということが問題であって、それはまさに、安倍晋三を攻撃しようという意思があって記事を書くからこういうことになるわけでありまして、そこの中においてやるべき取材を全くやっていないというのは、これは大変な問題」
主意書の中では引用されていないが、安倍首相はこの答弁の中で
「私は言ってないんですから。言っているか言ってないかは本人に確かめるのが当たり前じゃないですか!伝聞で、じゃあ、それをいちいち記事にするんですか?なおかつですね、あの朝日の記事は、『これは問題化する』、そういう趣旨のことが書いてありましたね。『問題にせよ』と言わんばかりの記事じゃありませんか」
と感情をあらわにしてもいる。