慰安婦問題でテキサス親父に次ぐ「外国人援軍」 マイケル・ヨン氏とはどんな人物なのか

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「やっと一条の光が米国側から差してきた」

   マイケル・ヨン氏はまた、米陸軍が戦時中の1944年にビルマで朝鮮人慰安婦を尋問したところ、自分たちは単なる売春婦であって強制連行されて来たわけではないと証言したと指摘した。そして、日本はアメリカの貴重な同盟国だとして、「米側が慰安婦問題で日本を叩くのは敵性勢力を強め、友邦を弱めることに等しい」などと主張している。

   ヨン氏は、近く米国系メディアでその調査報告をするという。古森義久氏は、「慰安婦問題での世紀の冤罪を晴らそうとする日本の対外発信の試みにとっても、やっと一条の光が米国側から差してきた」と評価していた。

   ヨン氏は、自らのフェイスブックでも、日本への誤解を解こうと努めており、2014年9月8日には、「調べてみれば彼女たちの殆どは売春婦達だ。今日でも世界中の軍隊の駐屯地の周りにいるのと同じだ」と英文と和文の両方を使って説明していた。11月5日は、カリフォルニア州でグレンデール市に続きフラトン市にも慰安婦碑設置が提案されていることに触れ、「慰安婦強制連行は作り話だ。フラトン市は慰安婦碑を設置すべきではない」と訴えた。

   来日して日本のよさを知ったというエピソードも、10月9日に紹介している。

   それは、タクシー運転手がメーターを回し忘れたり、車内に忘れた携帯電話を友人に届けたりしても、その分の料金を受け取らなかったことだという。ヨン氏は、「日本に注文をつける国はたくさんあるが、世界は日本にこそ学ぶべきだ」と言っている。

   日本のネット上では、そんなヨン氏に対し、「発信、ありがたいねぇ」「敬意を表したい」と感謝する声が上がっていた。一方で、日本からの対外発信が乏しいとして、「日本ももっと本腰を入れないと」と自戒も出ている。

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