小笠原諸島(東京都)沖などでサンゴ密漁が目的とみられる中国漁船が急増している問題について、「sengoku38」の名で尖閣諸島で起きた中国漁船衝突事件のビデオを公開した元海上保安官、一色正春氏(47)が対抗策を提言した。夕刊フジ公式サイト「ZAKZAK」の2014年11月6日配信記事に掲載されている。
一色氏は、政府や人民解放軍の関与がなければこれほど大量に押し寄せることはなく、何らかの意図があって日本側に揺さぶりをかけてきているとみるのが自然だと指摘する。その上で海上保安庁だけで対応するのは限界があると言い、
「政府に対策本部を立ち上げて、警視庁、自衛隊、海上保安庁が連携して事に当たるべき」「違法行為を確認すれば、ためらわずに拿捕するなど、法治国家として粛々と取り締まっていくことが求められる」
と対抗策を示している。