「友だち」連呼、フェイスブックのテレビCM 「ぼっち」が「見てて辛い」と猛反発

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   2014年10月中旬から放送されているフェイスブックのテレビCMが一部で反発をかっている。

   おしゃれな若者たちが集まって楽しげにしている映像と、ナレーションが「友だち」と連呼する内容に、「あまりにもリア充向け過ぎてつらい」というのだ。

「誰にも思い浮かべてもらえない人だっているんですよ」

話題のCMは公式ページで公開中
話題のCMは公式ページで公開中

   話題のCMはフェイスブック公式ページで60秒のフルバージョンが公開されている。おしゃれで今風の若者たちがカラオケに行って盛り上がったり、居酒屋で陽気にはしゃいだりする映像に、俳優の勝地涼さんがナレーションで「みんな誰かの友だち」「あなたの友だちを思い浮かべてみよう」「友だち、それはかけがえのない特別な人」「あなたは誰かの友だち」と、「友だち」のフレーズを何度も繰り返すというものだ。

   赤ちゃんを抱っこしたり、地元の駄菓子屋を久々に訪れたりする場面などもあって、家族や地域コミュニティーのつながりも強調している。さらに、「風邪ひいた~(>_<)」という女の子の書き込みに、「だいじょうぶ!?」「おかゆ作りにいこうか?」「あったかくしてねー」と友人からやさしいメッセージが次々に寄せられる。充実した人間関係に恵まれていることがひしひしと伝わってくる内容だ。

   まさに「リア充感たっぷり」で、友人の少ない、いわゆる「ぼっち」の人からは総スカンを食らってしまい、

「フェイスブックのCMがリア充すぎて見てて辛い」
「誰にも思い浮かべてもらえない人だっているんですよ」
「どう考えてもぼっちにケンカ売ってるとしか思えない」

など、ツイッターなどネット上には相次いで酷評が投稿された。

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