「トモダチ作戦」米兵らの東電訴訟 米連邦地裁が認める

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   東日本大震災の救援活動に従事した元米兵士らが、東京電力福島第一原子力発電所の事故で被曝したとして東電に損害賠償などを求めている訴訟で、米カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁が同州での訴訟を認める判断を下した。2014年10月30日にブルームバーグが伝えた。

   これまでの報道によると、訴訟を起こしたのは「トモダチ作戦」と呼ばれる震災被災地の支援活動に参加した人たちが中心。ブルームバーグによると、兵士らは原発の設計と運営に東京電力の過失があったと主張し、10億ドル(約1090億円)以上の基金の設定を求めているという。

   東電側は司法権の問題を理由に米国での集団訴訟ではなく日本での審理を求めていたが、連邦地裁はこれを退けた。

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