戦時中に女子挺身隊として強制労働させられたとして、韓国人女性13人と死亡した4人の遺族らが慰謝料を求めた訴訟で、ソウル中央地裁は2014年10月30日、富山市の機械メーカー「不二越」に計約15億ウォン(約1億5000万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。新聞各紙が報じた。
報道によると、ソウル中央地裁は、「劣悪な環境で危険な労働に従事させた反人道的な行為」などと判決理由を述べた。なお、日本政府は、賠償問題は1965年の日韓請求権協定で解決済みだとの立場を取っている。不二越では、控訴する意向を示している。