プロ野球・巨人の阿部慎之助選手(35)が不倫を巡るトラブルに巻き込まれていたと、週刊文春が報じた。今季の打撃不振はそのせいだともいうのだが、阿部選手側は不倫を否定しているようだ。
妻子もある阿部慎之助選手が密会していたというのは、元グラビアアイドルの女優 (26)だという。
リーグ優勝後にホテルで密会と報じる
この女性については、2年前に別の週刊誌が不倫疑惑を報じ、阿部選手側はそれを否定していた。もし今回のことが事実だとすると、2年間も交際が続いていたことになる。
週刊文春の2014年10月29日発売号によると、阿部選手は、巨人がリーグ3連覇を決めた9月26日、祝勝会の会場でもあった横浜市内のホテルに女性と泊まった。次の日にも一緒に泊まり、2連泊していたというのだ。記事では、2人がホテルに出入りする写真も載せている。
一方、阿部選手は、13年9月ごろから女性の金銭などのトラブルについて相談に乗るようになり、野球に集中できなくなっていたという。
13年11月には、女性が所属事務所の関係者とトラブルになり、14年4月ごろに警察に被害届を出すまでになった。これは14年に入って移籍した事務所に説得されて取り下げたものの、阿部選手は、移籍トラブルについて相談を受けていた。
このトラブルを受けて、14年6月には、阿部選手は女性と距離を置くようになったともいうが、その後も交際を続けていたという。文春は、半年以上も取材を進めていたとしている。
文春の記事が事実かどうかは今のところ定かではないが、阿部選手は今季の通算打率が2割4分8厘と不振だった。クライマックスシリーズ(CS)では、16打数2安打に留まった。巨人は、CSで4連敗して、日本シリーズ進出は果たせなかった。文春の記事では、阿部選手の不振は、首の故障もあるが、こうしたトラブルが影響したとの見方を示している。
読売巨人軍「すべて分かりかねます」
文春の報道について、ネット上では、たとえ事実であっても、巨人の原辰徳監督は、阿部慎之助選手をどうすることもできないのではないか、といった指摘が出ている。
それは、原監督自身に2年前に不倫スキャンダルが持ち上がった経緯があるからだ。その直後に阿部選手に不倫疑惑が報じられたが、何のお咎めもなかったとされたということもある。
阿部選手は、来季は打撃に専念するため、捕手ではなくファーストにコンバートされたと2014年10月27日に報じられた。これが不倫疑惑と関係があるのかは分からないが、現在までのところ処分などの動きは報じられていない。
文春の記事によると、阿部選手は、直撃取材に対し、女性と会ってホテルに泊まったことはないとして不倫疑惑を否定した。また、女性の所属事務所でも、阿部選手とは会っていないとし、前の事務所とのトラブルについても否定した。トラブルになったという関係者も、弁護士を通じて、トラブルなどを否定したという。
読売巨人軍にJ-CASTニュースが取材すると、広報部では、理由を言わずに「すべて分かりかねます」とだけ答えた。女性の事務所でも、文春に答えた通りだと取材にコメントした。前の事務所に取材すると、担当者が外出中で分からないとのことだった。