野田前首相、小渕優子氏を叱りつつ異例のエール 「まだ若いのでしっかり出直して」

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浪人時には支持者に献金を直接受け取りに行って自分で領収書を書いた

   野田氏の説明によると、落選して浪人しているときも、月に1万円の個人献金をする支持者が50人いたという。その献金を支持者の自宅や会社に直接受け取りに行き、活動報告をしてその場で自分の手で領収書を書いた。野田氏はコラムで「忘れないようにしたいと思います」と結んでいる。

   野田氏は比較的演説が得意だとされ、優子氏の問題をめぐってここまで踏み込んだ発言をするのは、歴代の民主党代表では野田氏のみだ。

   例えば「現役」の海江田万里氏は辞任直後の10月20日の会見では

「引き続き説明責任をしっかり果たしていくべき」

などと攻勢の材料にするにとどまっているし、菅直人元首相に至っては「スルー」。ブログは脱原発の話題で占められており、それ以外の話題には興味を示していない。10月24日付の記事には宮沢洋一経産相が取り上げられたが、菅氏の関心事はあくまでもエネルギー問題。ブログも、宮沢氏がインタビューで

「原子力規制委員会が世界で最も厳しい規制基準をクリアしていると判断した」

などと答えたことについて質す質問主意書を送ったことを報告する内容だ。

   質問主意書には、

「間違った発言とすれば国民を欺く行為であるが、謝罪する考えはあるか」

というかなり攻撃的な項目もある。

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