危険ドラッグの規制強化を目指し、野党7党が衆院に提出している薬事法改正案をめぐり、維新の党の井坂信彦衆院議員が2014年10月27日、ネット番組「J-CASTテラポリ」の取材に答え、「11月提出予定の自民党案のいいところも組み合わせ、全党一致での通過を目指したい」と成立に意欲を見せた。
野党案では、指定薬物と同等以上に有害な恐れのある薬物を「危険薬物」として、製造・販売の中止を命じることができるようになる。井坂議員は、危険ドラッグによる暴走運転で亡くなった女児の名前が、最近流通している危険ドラッグの製品名として使われている事例を挙げ、「こういう輩を相手に、国会はきちんとケリを付けないといけない」と、危険ドラッグの早急な「違法化」の必要性を主張した。