ルフトハンザ「新型ジャンボ」が羽田乗り入れ 2020年五輪視野に超大型機A380も検討

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

羽田と成田の客層ごとに座席の構成比を変える

747-8の日本乗り入れ初便は10月27日に羽田空港し、消防車から歓迎の放水を受けた
787-8の日本乗り入れ初便は10月27日に羽田空港し、消防車から歓迎の放水を受けた

   仮に羽田に路線を一本化できるように日独の協定が規制緩和された場合でも、空港の客層別に座席構成比を調整して両空港への乗り入れを続けたい考えだ。

「空港を1つに集約できることになったとしても、おそらく両空港を使い続けるだろう。羽田はビジネス客向けに、例えばファーストクラス、ビジネスクラス80席、プレミアムエコノミー(で座席を構成する)。成田ではビジネスクラスは40席(に減らし)、さらに多くのエコノミークラスの席を割り当てて個人旅行者向けにするだろう」

   さらに、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて需要が伸びることにも高い期待を見せた。

「当面の間は787-8で非常に満足している。良い機体だ。だがもちろん、2020年の東京五輪に向けて、羽田でもA380を使えるようになればいい。(羽田に)期待される需要からすると、A380も良い選択肢だ」

   ルフトハンザの場合、羽田に乗り入れを始めた747-8が362人乗りなのに対してA380は約1.3~1.5倍の461~526人を乗せることができる。

   ルフトハンザのA380をめぐっては、10年夏に成田空港に乗り入れたが13年秋に撤退したという経緯がある。羽田線は成田と比べても需要が大幅に伸びるとみているようだ。

1 2
姉妹サイト