北朝鮮でも「ドラえもん」が人気 児童施設の金正恩氏視察で判明

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   アジアをはじめ世界中で人気のドラえもんが、ついに北朝鮮の労働新聞にも登場した。金正恩第1書記が視察した児童向け施設の写真に、それらしきぬいぐるみが映りこんでいたのだ。

正恩氏、杖つきながら現地視察活発化

正恩氏の後ろに、ドラえもんらしきぬいぐるみが映り込んでいる(労働新聞より)
正恩氏の後ろに、ドラえもんらしきぬいぐるみが映り込んでいる(労働新聞より)

   正恩氏は何らかの持病を抱えていることが確実視されている反面、杖をつきながら現地視察を活発化させている。国営メディアは、2014年10月22日には科学者の保養施設、24日には軍事訓練、26日には児童向け施設の視察について報じている。

   特に26日の労働新聞の1面トップの見出しは「敬愛する金正恩同志が完成された平壌育児院、愛育園を現地指導した」。施設内には保育室と教育室、運動室、知能遊戯室、治療室など約250部屋を備え、4か月で完成させたという。

   1~2面の2ページにわたって現地視察の様子を特集。正恩氏の写真も13枚掲載された。記事には、正恩氏がいつ視察したかは明記されていない。ただ、記事には、

「敬愛する元帥様は猛暑をいとわず建設現場を何度も現地指導しながら、建設の方向性と方法を明らかにし、党創立記念日までに工事を完了できるよう、発生するすべての問題を優先的に解決した」

ともある。朝鮮労働党の創立記念日は10月10日なので、施設は遅くとも10月初旬には完成し、正恩氏の視察はごく最近だとみられる。

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